[歌詞考察]艦これOP『海色(みいろ)』の意味、解釈B 時系列の確定!

[歌詞考察]艦これOP『海色(みいろ)』の意味、解釈B 時系列の確定!

[歌詞考察]艦これOP『海色(みいろ)』の意味、解釈B 時系列の確定!

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以下の記事は、あくまでも詳細の細かな部分を説明しています。

 

 

海色解釈記事Bです。ここまでで、歌詞中のキーワードの代名詞の確定、キーワード(世界、反転、海色、記憶の意味、いつの日か変われる)の確定を行ってきました。

 

 

⇒ [オリ解釈]艦これOPの『海色(みいろ)』の歌詞の意味、解釈@理解させる気が無いマジで鬼畜な歌詞構成w[代名詞の確定で1万字・・・]

 

⇒ 艦これOPの『海色(みいろ)』の歌詞の意味、解釈Aキーワード分析!

 

 

Bでは、逐語訳解釈をしようと思っていますが、その前に、シーンごとの時系列を探ってからにします。まだ、意味が繋がらない部分が多いので。。。

 

 

海色の代名詞の結論

”私”は基本的に前世のことを指す。
”あなた”は基本的に来世のことを指す。また、地の文も来世である。
ただし、例外が存在し、間奏部分の

44、世界の全てが海色に消えても
45、あなたを忘れない
46、世界の全てが海色に溶けても
47、私が探しだす 

のみは、”私”は来世で、”あなた”は前世を指す。

 

”she”は前世のこと。
”we”は来世を含めて、まだ生きて戦っている艦娘のこと。
”them”は前世を含めて、過去に戦死した艦娘のこと。

”愚か者”は誰かが言った程度の意味。誰かが愚かというだけ。

 

意味不明キーワード群の解釈一覧

5、記憶の意味
記憶の意味・・・大和ミライの中にある自分のものではない大和カコの記憶に意味はあるのか?つまり、大和ミライの中にある大和カコの記憶で、大和ミライが何かしらの影響を受けるのか?ということです。
15、世界の全て
15、世界の全て・・・私が感じ、想い、考えたことなどを含めた全ての記憶
19、世界が全て反転
19、世界が全て反転・・・大和カコと大和ミライのどちらの主観(世界)であるか?ということが反転するという意味。この前後で大和カコの主観が大和ミライの主観に変わっていますから。もしくは、記憶の主従が反転するという表現でもおkでしょう。
15、海色
海色・・・物理的な海ではなく、青く広がる大海原という概念。
※母なる海が見てくれている的な、海を擬人化し、記憶を持つと仮定した表現。
38、いつの日か 変われるって、49、大丈夫 変われるって 今 の「変われる」が???
変われるとは、史実で死んだ私(カコA’)と主観の私(カコA)が異なる運命を歩む(その結果死なずにすむ)という意味。

 

 

登場人物を具体化しました。これは僕の勝手ですが。

私=大和カコ
あなた=大和ミライ

 

 

 

海色歌詞と対応する番号

 

1、朝の光 眩しくて
2、Weigh Anchor!

 

3、言葉もなくて
4、ただ波の音 聞いてた
5、記憶の意味 試されている みたいに

 

6、闇の中でも思い出す
7、前に進むの
8、見ていてよ

 

9、So repeatedly, we wont regret to them
10、そんな風にも考えていたの

 

11、憧れ 抜錨 未来
12、絶望 喪失 別離
13、幾つもの哀しみと海を超え

 

14、たとえ――

 

15、世界のすべてが海色に溶けても きっと
16、あなたの声がする
17、大丈夫 還ろうって
18、でも

 

19、世界が全て反転しているのなら
20、それでもあなたと
21、真っ直ぐに 前を見てて
22、今 願い込めた 一撃 爆ぜた

 

23、She was splendid like our flagship
24、But its all in the past
25、She never gave up the hope even till the end
26、Only the sea knows だから

 

27、塗り潰されても忘れない
28、こじ開けるの
29、見ていてよ

 

30、So foolish, dont repeat the tragedy
31、そんな言葉にすがりはしない

 

32、煌き 青空 希望
33、敗北 水底 眠り
34、幾つもの涙の海を超え

 

35、たとえ――

 

36、私の全てが過去に消えても ずっと
37、きっと 共にあるって
38、いつの日か 変われるって
39、でも

 

40、私が全て幻だとしたら そう
41、それでもあなたと
42、奇跡のよう この時代に
43、今 祈り込めた 一撃 響け

 

44、世界の全てが海色に消えても
45、あなたを忘れない

 

46、世界の全てが海色に溶けても
47、私が探しだす

 

48、大丈夫 還ろうって でも
49、大丈夫 変われるって 今
50、進むのよ やれるって まだ
51、全部嘘 これで終わり 違う!

 

52、今――

 

53、私の全てが海色に溶けても
54、深みへ落ちていく
55、そして

 

56、記憶の全てが海色になって
57、光に消えていく

 

58、たとえ――
59、世界の全てが海色に溶けても きっと
60、あなたの声がする
61、大丈夫 還ろうって
62、でも

 

63、大切なあなたが生まれてくるなら そう
64、私は歩き出せる
65、最後にね この願い
66、今乗り越え 未来へと Weigh Anchor!

 

 

 

 

ではでは、Bではシーンごとに時系列を確定させていきます!

 

全く、長くなりすぎで困る。。。

 

難しくし過ぎだぜぇ。

 

 

歌詞をシーンに分けてみます。

 

@

 

1、朝の光 眩しくて
2、Weigh Anchor!

 

3以降の歌詞と繋がりそうですが、一応独立した部分と考えます。

 

 

A

 

3、言葉もなくて
4、ただ波の音 聞いてた
5、記憶の意味 試されている みたいに

 

6、闇の中でも思い出す
7、前に進むの
8、見ていてよ

 

9、So repeatedly, we wont regret to them
10、そんな風にも考えていたの

 

3〜10は大和ミライの独白で問題ないでしょう。

 

記憶の「意味を試される」。試されているからそれに答えるために「前に進む」。

 

これは時系列に沿っていますね。

 

 

9で、だから、繰り返し、後悔しないと考えていた。

 

「so」があるので、10まで、歌詞の流れと時間の流れは一致しますね。なので、ここまでブロックでいいでしょう。

 

 

 

B

 

11、憧れ 抜錨 未来
12、絶望 喪失 別離
13、幾つもの哀しみと海を超え

 

 

 

現状、誰の発言か不明。メタ発言だろうと推定される部分。

 

ミライでも、カコでもなく、ミライとカコを俯瞰できる人間(僕やあなたのようなメタの立場)が、大和たちの運命を俯瞰した立場から説明するならこういうコトバになりそうです。

 

 

うーむ。海を越える。

 

何が、どこへ向けて、超えるのでしょうかね。要検討です。

 

 

C

 

14、たとえ――

 

15、世界のすべてが海色に溶けても きっと
16、あなたの声がする
17、大丈夫 還ろうって
18、でも

 

19、世界が全て反転しているのなら
20、それでもあなたと
21、真っ直ぐに 前を見てて
22、今 願い込めた 一撃 爆ぜた

 

 

 

まぁ、この部分も代名詞解釈でやってきていますから、15〜17では、「大和ミライ」の声がカコに向けて、時空を超えるわけですね。
19で反転させると、「大和カコ」の記憶がミライへ向けて時空を超えるわけですね。

 

ならば、Bの

 

11、憧れ 抜錨 未来
12、絶望 喪失 別離
13、幾つもの哀しみと海を超え

 

は、メタ、まさに、歌詞内にある説明文。時系列から完全に独立していますよね。

 

 

それはいいとして、CとAの時系列的な関係は決定的な因子が無いため、保留です。

 

ヒントを探して、続きへ向かいましょう。

 

 

 

D

 

23、She was splendid like our flagship
24、But its all in the past
25、She never gave up the hope even till the end
26、Only the sea knows だから

 

27、塗り潰されても忘れない
28、こじ開けるの
29、見ていてよ

 

30、So foolish, dont repeat the tragedy
31、そんな言葉にすがりはしない

 

26には「だから」がありますから、時系列は繋がりますね。

 

ミライが頭の中で”彼女=記録に残るカコのこと”を考える。
もう海しか知らない。だから、あたし(ミライ)だけはカコのことを忘れない!

 

ということで、時系列はおk。

 

30にも、「So」=だからがあるので、ここも繋がります。

 

 

 

E

 

32、煌き 青空 希望
33、敗北 水底 眠り
34、幾つもの涙の海を超え

 

メタ。これはBと同じ扱いでいいでしょう。

 

 

 

F

 

36、私の全てが過去に消えても ずっと
37、きっと 共にあるって
38、いつの日か 変われるって
39、でも

 

40、私が全て幻だとしたら そう
41、それでもあなたと
42、奇跡のよう この時代に
43、今 祈り込めた 一撃 響け

 

 

今度のFは、全部大和カコ視点ですね。

 

36〜39はカコの独白。

 

40〜43は、記憶のみのカコがミライと共に現代にいる状況ですね。

 

 

時系列は歌詞通りでいいでしょう。

 

 

私が過去に消えても、きっとミライと共にある。
でも私が幻だとしても、それでもあなたと一緒に現代にて戦闘を行う。

 

 

G

 

44、世界の全てが海色に消えても
45、あなたを忘れない
46、世界の全てが海色に溶けても
47、私が探しだす

 

ここはミライの独白です。

 

この言い方からすると、ラストを受けている気もします。
死んでしまったカコを、ミライは忘れない。ミライがきっと探し出す!

 

 

H

 

48、大丈夫 還ろうって でも
49、大丈夫 変われるって 今
50、進むのよ やれるって まだ
51、全部嘘 これで終わり 違う!

 

52、今――

 

53、私の全てが海色に溶けても
54、深みへ落ちていく
55、そして

 

56、記憶の全てが海色になって
57、光に消えていく

 

 

48〜57は時系列。

 

カコが死ぬ戦闘を時系列順に言っています。

 

 

I

 

58、たとえ――
59、世界の全てが海色に溶けても きっと
60、あなたの声がする
61、大丈夫 還ろうって
62、でも

 

63、大切なあなたが生まれてくるなら そう
64、私は歩き出せる
65、最後にね この願い
66、今乗り越え 未来へと Weigh Anchor!

 

 

 

さて、ラストブロックはIです。

 

ここは、一貫してカコのセリフですね。

 

辞世の句、言っていますからね。

 

 

 

@〜Iがブロックとしてあるので、あとは、これを時系列に並べ替えるだけでいいわけですね。

 

ヒントが得られる部分を探していきます。

 

 

 

 

 

 

 

まずは、大まかに。

 

C−1
15、世界のすべてが海色に溶けても きっと
16、あなたの声がする
17、大丈夫 還ろうって
18、でも

 

C−2
19、世界が全て反転しているのなら
20、それでもあなたと
21、真っ直ぐに 前を見てて
22、今 願い込めた 一撃 爆ぜた

 

 

 

現代
A
C−2
D
F?おそらく。。。
G

 

 

過去
C−1
H
I

 

 

不明
@
B
E

 

 

 

最も多い。現代を軸に考えていく方がよさそうです。

 

A

 

3、言葉もなくて
4、ただ波の音 聞いてた
5、記憶の意味 試されている みたいに
6、闇の中でも思い出す
7、前に進むの
8、見ていてよ
9、So repeatedly, we wont regret to them
10、そんな風にも考えていたの

 

Cー2
19、世界が全て反転しているのなら
20、それでもあなたと
21、真っ直ぐに 前を見てて
22、今 願い込めた 一撃 爆ぜた

 

D
23、She was splendid like our flagship
24、But its all in the past
25、She never gave up the hope even till the end
26、Only the sea knows だから
27、塗り潰されても忘れない
28、こじ開けるの
29、見ていてよ
30、So foolish, dont repeat the tragedy
31、そんな言葉にすがりはしない

 

F
36、私の全てが過去に消えても ずっと
37、きっと 共にあるって
38、いつの日か 変われるって
39、でも
40、私が全て幻だとしたら そう
41、それでもあなたと
42、奇跡のよう この時代に
43、今 祈り込めた 一撃 響け

 

G
44、世界の全てが海色に消えても
45、あなたを忘れない
46、世界の全てが海色に溶けても
47、私が探しだす

 

 

 

Aで、記憶の意味試される。
9、So repeatedly, we wont regret to them
Dの英文で、彼女は死ぬ寸前まで希望を捨てなかった、とあります。
27、塗り潰されても忘れない
30、So foolish, dont repeat the tragedy

 

 

65、最後にね この願い
66、今乗り越え 未来へと Weigh Anchor!

 

大和カコちゃんが、死の間際にミライちゃんに向けて願ったことを受けているのかが焦点ですね。

 

 

AやDでは、どうも、既にカコは死亡しているのではないでしょうか?

 

英文は「9だから、私たちは繰り返し、戦死した彼らのことを後悔なんてしないと思っていた」
「30、だから、愚か者が『悲劇を繰り返してはならない』と言っても・・・」

 

戦死した彼らを惜しまない。
繰り返す悲劇の”悲劇”は戦いに散ることを意味するはずです。

 

ならば、この時点でカコちゃんは死んでいないとおかしい。

 

9も30もカコちゃんが死んでいるから、意味が際立つ言葉です。カコちゃんと仲良く会話できる時点なら、戦死したカコちゃんたちのことを後悔しないとは言いませんし、悲劇を繰り返すも何も、悲劇はまだミライの意識の中では起きていないですからね。

 

その理由から、A、Dはカコが死んだあとです。つまり、G〜Iのあとにくる部分でしょう。

 

そう考えると、@の部分も、

 

@
1、朝の光 眩しくて
2、Weigh Anchor!

 

はIの

 

65、最後にね この願い
66、今乗り越え 未来へと Weigh Anchor!

 

受けての言葉だと見えてきます。

 

 

戦死し、暗く冷たい水底へ沈んだカコは最後の時に、ミライへ「Weigh Anchor!」と願う。
だから、生きているミライは朝の明るく暖かい日差しの中で「Weigh Anchor!」と応じる。

 

 

と対比していれば、クッキリ分かりますしね。

 

 

 

 

とすると、ブロックが出来上がりますね。

 

 

ここから (G⇒)H⇒I⇒@⇒A⇒D ここまで。

 

Gはどうなんだろうと言う気がするので、()で。

 

残りの部分はどうなんでしょう。独立している部分は時系列から外れているからいいとして。

 

 

とすると、残りはC、F、Gだけってことになりますね。

 

 

C

 

14、たとえ――
15、世界のすべてが海色に溶けても きっと
16、あなたの声がする
17、大丈夫 還ろうって
18、でも
19、世界が全て反転しているのなら
20、それでもあなたと
21、真っ直ぐに 前を見てて
22、今 願い込めた 一撃 爆ぜた

 

F
35、たとえ――
36、私の全てが過去に消えても ずっと
37、きっと 共にあるって
38、いつの日か 変われるって
39、でも
40、私が全て幻だとしたら そう
41、それでもあなたと
42、奇跡のよう この時代(とき)に
43、今 祈り込めた 一撃 響け

 

 

G
44、世界の全てが海色に消えても
45、あなたを忘れない
46、世界の全てが海色に溶けても
47、私が探しだす

 

 

 

ぐぬぬ、分からんなぁ。

 

Gは比較的行けるかな?やってみる。

 

 

カコが死んでも、ミライは忘れない!

 

 

問題は、カコが危険度の高い任務に向かう前に言ったのか?カコが死んでから、それを否定するために言ったのか?

 

そうすると・・・

 

65、最後にね この願い
66、今乗り越え 未来へと Weigh Anchor!

 

カコが前を向けと言ったなら、ミライがそれを否定して、「カコを私が探し出す!」というのは少々、命令不服従というか、我を張りすぎて、強引な気がします。

 

 

ミライ「例え、カコが死んだって、私はカコのことを忘れない。どこにいても探し出してやるんだから!」

 

カコ「その必要は無いわ。ミライが生まれてくるなら、私は死ぬことに後悔はない。ミライは前を向き、進みなさい」

 

ミライ「1、朝の光 眩しくて Weigh Anchor!」

 

 

という流れなら、Gの時点でまっとうなことを言っていることになりますし、カコの方が、死を受け入れたということになって、流れが変わるのは納得できます。

 

やはり、GはHの前ですね。

 

 

となると、残りはサビの位置になるわけですか。

 

あー、厳しい。今までの解釈で固定されている部分に圧迫されている気がするなぁ。

 

矛盾点があるなら、矛盾点をハッキリとさせないと、解決方法に繋がらないですからね。考えねば。

 

 

 

少し戻って、記憶共有についての考察を固める。。。

 

まず、記憶の意味が前世の記憶という解釈でしたが、「記憶の意味」を考える時点で、カコは死んでいるんですよね。前世の記憶と言うよりも、「過去の誰かの意識と時間を越えて繋がっていた」という解釈が近いのかもしれません。

 

 

ネックは、記憶の繋がり方ということですかね。記憶は何時繋がるのか?夢の中とかベタですし、それとも、意識に住み着いて、頭の中で声がするような感じになるのか?

 

16、あなたの声がする
17、大丈夫 還ろうって

 

なので、カコの側からすると、ミライは声がするだけなんですよね。呼びかけられるような感じ。ただ、ミライはカコのことを見ているはずです。大丈夫還ろうと言えるなら、カコの状況が分かっているということだと思うので。

 

40、私が全て幻だとしたら そう
41、それでもあなたと
42、奇跡のよう この時代に

 

カコが幻となる現代だと、ミライとこの時代(現代)で、奇跡のように戦闘を行った。ミライの中で意識だけの存在になってという解釈でやってきていますが、幻とあるから、やはり、それでいいはずです。

 

また、41から、ここでは確実にカコがミライの中にいる状態で、戦闘を行っているのは分かります。

 

19、世界が全て反転しているのなら
20、それでもあなたと
21、真っ直ぐに 前を見てて
22、今 願い込めた 一撃 爆ぜた

 

19の反転の意味が記憶の主体、どちらの身体にあるか?が変わるという前回の解釈が正しければ、これもやはり、現代での戦闘になります。

 

 

・・・いまふと気づきましたが、記憶の主体は起きているのはわかるんですが、記憶だけの側って、どうなっているんですかね?

 

白昼夢の状態ですかね。もしかして、寝ているんでしょうか?

 

もしも、夜寝ている間だけ、二人の意識が交互に行き来しているとなれば、Iが@に繋がるとき、”朝”だったことに意味を見いだせるんですが。

 

 

27、塗り潰されても忘れない
28、こじ開けるの

 

 

夢の中で「カコとミライ」が会っていたなら、夢を忘れてしまうのに抗うことを”記憶をこじ開ける”と表現するのもうなずけますね。

 

今のところ、歌詞内で矛盾点は無く、(夜、寝ている間に)会うという可能性を示す”朝の光”があるので、夢の中で通じるで行きます。

 

関係ないなら”日の光まぶしくて”でもいいはずだっ!!ちょっと苦しいが。。。

 

 

 

記憶に関しては、お互い寝ているときに、相手の世界に移動し、相手の身体の中からその世界を観測するようになる。脳内で会話ができる。

 

 

 

元の時系列解釈に戻ります♪

 

 

14、たとえ――
15、世界のすべてが海色に溶けても きっと
16、あなたの声がする
17、大丈夫 還ろうって
18、でも

 

ふむ。

 

この時点で既に、カコはミライが言いそうなことを分かっているようすです。二人はかなりの時間を共有していると見れるわけですよね。

 

 

35、たとえ――
36、私の全てが過去に消えても ずっと
37、きっと 共にあるって
38、いつの日か 変われるって
39、でも
40、私が全て幻だとしたら そう
41、それでもあなたと
42、奇跡のよう この時代に
43、今 祈り込めた 一撃 響け

 

 

いつの日か、変われる。
これって、夢でしか行けない相手の世界で実体を持つ存在に変われるという意味なのかもしれませんね。

 

 

いつの日か、変われる:これって、夢でしか行けない相手の世界で実体を持つ存在に変われるという意味なのかもしれませんね。

 

 

それは置いておいて、きっと共にある、いつのか変われると、状況を分析できているわけですから、これも夢で繋がるようになってから、かなり時間がたっているようですね。。。

 

少なくとも、驚いて、お互いのことを把握して、どうなっているのかを推測するという段階を踏んでいるので。数日では足りないでしょう。

 

 

このC、Fが、カコ存命という理由により、時系列的に先頭なるのは間違いないので、最も最初の部分がこの歌詞内に存在しないってことになりますねぇ。

 

そんな部分あるのか?

 

・・・

 

見直してみましたが、抜けは無い。つまり、この歌詞内では明示されていませんね。

 

物語の始まりが無く、終わりだけがあるんですねぇ。そりゃ、解釈も難航しますわw

 

 

 

ということで、歌詞全体の時系列と状況などが出そろってまいりました!!

 

ようやくですな。

 

 

歌詞内のシーンごとの時系列確定版!!

 

@物語のスタート
・・・大和ミライと大和カコの意識が出会う。記憶共有現象が始まる。

 

歌詞内での明示無し。

 

ミライが就寝中は、夢のように、カコの意識の中に移動し、カコの視点から過去の世界を見る。
カコが就寝中は、夢のように、ミライの意識の中に移動し、ミライの視点からカコにとっては未来の現代の世界を見る。

 

移動先の世界では、自分の肉体は無く、相手の脳内で会話することだけが可能。

 

そんな記憶共有現象が始まる。

 

 

Aそんな超常現象にも慣れたころの二人の会話。

 

カコ「あたしが海戦に散るときには、きっと最後の瞬間まで、頭の中でミライの声がするんだろうな」

 

15、世界のすべてが海色に溶けても きっと
16、あなたの声がする
17、大丈夫 還ろうって

 

カコ「今はミライの体の中にいるけど、過去と変わらず、現代でも日本を守るために前を向き、戦っている」
19、世界が全て反転しているのなら
20、それでもあなたと
21、真っ直ぐに 前を見てて
22、今 願い込めた 一撃 爆ぜた

 

カコ「ミライのいる現代から見れば、あたしはもう過去に消えている存在で、あたしが死ねばその通りになる。でも、きっと、あたしが死んだらミライの中に逃げ込めるはず。いつかは、ミライの身体から出て、自分の身体を持てるはず。そうすれば、違う時代に生まれ変わることもできる。でも、それができないとして、あたしが幻だとしても、まだ生きているんだから、ミライと一緒に奇跡みたいだけど、現代で、戦いを続けよう」
36、私の全てが過去に消えても ずっと
37、きっと 共にあるって
38、いつの日か 変われるって
39、でも
40、私が全て幻だとしたら そう
41、それでもあなたと
42、奇跡のよう この時代に
43、今 祈り込めた 一撃 響け

 

Bカコのいる時代の日本が滅亡の危機にさらされる。出撃前。

 

カコ「この戦いに負ければ後は無い。自分の命よりも任務の達成を優先する必要がある。死ぬかもしれない」

 

そういうカコにミライは

 

ミライ「たとえ、あなたが死んでも、あたしはあなたを忘れない。どこに至って見つけ出してあげるんだから!」
44、世界の全てが海色に消えても
45、あなたを忘れない
46、世界の全てが海色に溶けても
47、私が探しだす

 

そういって、カコを激励。

 

 

C熾烈な戦闘中、追いつめられつつあるカコの中にいるミライとカコのやり取り。

 

ミライ「大丈夫、今なら現代に意識だけ還れるはずよ!こっちでカコが死ねば、そこで実体を持てるようになるはず。だから早く、現代に、意識まで死ぬ前に!」
カコ「この戦いに負けるわけにはいかないの。この程度じゃ死なないわ。まだやれる!」

 

相打ちで敵を倒したカコ。
敵を倒し、防衛を果たしたが、既に致命傷であった。

 

カコ「ごめんね。まだやれるって、大丈夫って、全部嘘なのよ。もうこれで、終わり。あたしは助からないわ。ごめんね、ミライ」
48、大丈夫 還ろうって でも
49、大丈夫 変われるって 今
50、進むのよ やれるって まだ
51、全部嘘 これで終わり 違う!

 

 

 

Dカコは海に沈んでいく。

 

カコ「私の血や肉が海に散らばっていく。肉体がバラバラになっても、まだ、私が私であると思うその存在は深みに沈んでいく。そして、その自我すらも海に溶け、意識は白一色に染まっていく・・・」
52、今――
53、私の全てが海色に溶けても
54、深みへ落ちていく
55、そして
56、記憶の全てが海色になって
57、光に消えていく

 

 

 

E肉体を失い、自我も掠れたカコが、死ぬ直前、最後に願う。

 

ミライ「違う!こんなの違う!まだ終わりじゃない。終わらせない!違うって言って、死なないでカコ!」
カコ「・・・やっぱり、死ぬ間際までミライの声がするって思った通りだったね・・・」
カコ「でも、私は還れない。還らない。だって、ミライが今生きていることが、私が私の命と引き換えにしても守りたかったもの。大切なミライに続く日本があると分かるなら、そうね、あたしは安心して逝ける。」
カコ「ね、ミライ。最後に、お願い。私という半身を失って、どんなに今が苦しくても、止まらずに、未来に進んで。私があなたを守ったように、あなたも未来を守る為に戦っていくの」
カコ「第一艦隊旗艦として大和カコが大和ミライに命じます。 抜錨せよ!進みなさい。前に前に。それが私の最後のお願い。ごめんね、ミライ。さようなら」

 

58、たとえ――
59、世界の全てが海色に溶けても きっと
60、あなたの声がする
61、大丈夫 還ろうって
62、でも
63、大切なあなたが生まれてくるなら そう
64、私は歩き出せる
65、最後にね この願い
66、今乗り越え 未来へと Weigh Anchor!

 

 

Fカコという意識の依代を失い、現代の朝に目覚めるミライ。

 

ミライ「カコの最後の願いを繰り返し考える」
ミライ「カコの死を後悔だけはしたくない。悲劇を繰り返すなという愚か者もいるけれど、あたしはカコの死を悲劇だとは思いたくない。」
ミライ「そんな言葉に縋って、戦いを辞めたりしない。あたしもカコのように、この日本とそこに生まれる全ての人を守っていく。それがカコの最後の願いであり、命を賭してもいいと思えるあたしの願いだから!」

 

 

1、朝の光 眩しくて
2、Weigh Anchor!
3、言葉もなくて
4、ただ波の音 聞いてた
5、記憶の意味 試されている みたいに
6、闇の中でも思い出す
7、前に進むの
8、見ていてよ
9、So repeatedly, we wont regret to them
10、そんな風にも考えていたの

 

23、She was splendid like our flagship
24、But its all in the past
25、She never gave up the hope even till the end
26、Only the sea knows だから
27、塗り潰されても忘れない
28、こじ開けるの
29、見ていてよ
30、So foolish, dont repeat the tragedy
31、そんな言葉にすがりはしない

 

 

 

歌詞はここで終わりです。そして、ミライは戦いを続けていくのでしょう。

 

 

 

さて、最後はかなり逐語訳に近くなりましたが・・・、次の記事で逐語訳を完成させていきます。

 

ここまで、代名詞を確定し、キーワードの意味を推定し、さらに、歌詞のシーンごとの時系列まで決定して、ようやく意味が通じる解釈になりました。その集大成として、海色の逐次解釈を行っていきたいと思います!

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